チルホールのメンテナンス
故障の原因は、ほとんどが使用のしかたにあります。
●一番多いのが、許容重量を越えた使用です。
●次に多いのが、ワイヤのもつれです。
@傷んだワイヤを無理矢理差し込んで動かなくなったり、
A解放レバーをうまく作動しないで、ワイヤを差し込んで動かなくなったりです。
●またグリース切れでワイヤが動かなくなることもあります。
使 用 前 後
使用前後にはグリースを注油して下さい。
安 全 装 置
チルホールには安全装置があります。
本体が壊れる前にレバーのピンが引きちぎれ操作出来なくなります。アルミのピンですがこれが引きちぎれると言うことは、能力のは倍の荷重がかかっています。安全な作業をするように過負荷を改善してください。
予備の安全ピンは、本体に入っています。機種によって、安全ピンの位置が違います。くわしい操作方法は付属の説明書をご覧下さい。
T-7の場合
保  守  点  検
使用前後には、保守点検をして下さい。
@製品本体の状態
Aワイヤロープの状態
Bボールトの状態
C安全ピンの状態
Dグリースの状態
保守点検について
最低でも1カ月に1度は下記の事項と、注意事項を点検してください。

@製品本体(パイプハンドル含む)の腐蝕・亀裂・変形・操作異常の有無についての点検。

Aワイヤロープは、キンク等の異常以外に、ワイヤロープ外径が基準以下になりますと使用できませんので、ご使用前に必ず点検してください。

B本体のボルト固定状態の点検。

C安全ピンの切断・亀裂等の有無について、正常状憑かどうかの点検

上記の保守・点検で、異常がございましたら直ちに補修してください。
作動不良または補修不可の場合には、必ず当社・サービスステーション・指定サービス工場にご相談ください。
1年に1回以上は、当社・サービスステーション・指定サービス工場にて、オーバーホールまたは保守点検を、受けていただきますようお願いいたします
 
ワイヤロープは消耗品ですので、必ず法規基準(保守点検についてを参照)を守るとともに、キンク・素線切れなどがないかを点検してください。
玉掛作業(荷重を吊る作業)などは、有資格者が行うように定められておりますので、厳守してください。
修理のお問い合わせは

手動チルホールの使用例 PDFファイル
手動チルホールの使い方 チルホールX-5取扱説明書
メンテナンスのしかた チルホールT-7取扱説明書
チルホールでよくある質問 チルホールX-13取扱説明書
サービススティーション チルホールTU-16取扱説明書

岡山県高梁市成羽町
下原453−2

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